パーカッションを中心に、新旧世代の様々な演奏家が二日間にわたって三善晃氏の作品を特集する「MUSIC DAY IN KUNITACHI 三善 晃の世界」が開催される。
主催からWind Band Press読者へのメッセージは以下の通り。
【みどころ】
三善 晃没後10年を機に、氏が音楽界へ残した偉大な功績を讃える特別企画。三善が桐朋学園大学学長時代に師として学び、グローバルに活躍する加藤訓子(パーカッショニスト)が二日間のミュージックデイ・イベントとして企画、監修する。新旧世代が一堂に会し、クロスジャンルで共演する。三善作品を辿るフランス作品や子供の為のピアノ曲、そして歌、打楽器を含む室内楽、晩年書き続けた和太鼓作品の再現へ向けて奏者の身体を創り上げつつ、中村恩恵とのミュージックシアター舞台「伴」 (作:谷崎潤一郎 音楽:三善 晃)の新作、創作過程をショーイング公開する。
「今、若手と呼ばれる音楽家は三善晃を直接知らない。世代やジャンルを超え、三善晃の人となり、我々へ残した偉大な作品を次代を担う奏者達と共に振り返り、未来へ継承したい。」- 加藤訓子
公演詳細は以下の通り。
日時:2023年11月3日(金祝)、4日(土)
開場時間、開演時間:13:30/14:00
おおよその終演予定時間:17:00
会場:くにたち市民芸術小ホール
会場住所:〒186-0003 東京都国立市富士見台2-48-1 (TEL 042-574-1515)
入場料:
ONE DAY PASS ¥3,000
ALL DAY PASS ¥5,000
チケット購入方法:
出演:
加藤訓子(音楽監修・演奏)
中村恩恵(振付・舞踊家)
佐藤紀雄(ギター)・向笠愛理(ソプラノ)・丸山里佳(ソプラノ)・吉成有美子(ソプラノ)・太刀川佳奈子(フルート)・加藤亜希子(クラリネット)・佐藤洋嗣(コントラバス)
inc. パーカッショニスト:東 廉悟・青栁はる夏・篠崎陽子・三神絵里子・横内 奏・眞鍋華子・細野幸一・戸崎可梨・齋藤綾乃・濱仲陽香・古屋千尋
ゲスト講師:志多ら(和太鼓)
プログラム:
【スケジュール】
DAY 1. 11/03 [金祝]
14:00 – 公演(1) 向笠愛理ソプラノリサイタル「フランス~日本への回帰」
ディティーユ「4つの歌曲」、三善晃「四つの秋の歌」、プーランク「メタモルフォーズ」他
16:00 -トーク&ショーイング(新作創作公開)
ミュージックシアター「鍵」(作:谷崎潤一郎)
出演:加藤訓子(マリンバ)中村恩恵(ダンス)
音楽:三善晃作曲「会話」「トルスIII」「リップル」、大正ソング(編曲:加藤訓子)
DAY 2. 11/04 [土]
14:00 – 公演(2)『三善 晃の世界』
打楽器を中心として、世代、楽器、ジャンルをクロスオーバーさせ、様々な視点から三善作品を捉え、三善の人となりを表現する。故三善 晃を忍ぶ演奏会。
曲目:四つの秋の歌(1963・詩:高田敏子)、抒情小曲集(1976・詩:萩原朔太郎)、エピターズ ギター独奏のための (1975)、ギターのための五つの詩 (1985)、協奏的練習曲 2台のマリンバのための (1977-79)、トルスV 3台のマリンバのための (1973)、ノクチュルヌ 5人の奏者のための (1973)、リタニア コントラバスと打楽器のための (1975)、TVアニメ「赤毛のアン」(1978)、海の日記帳 こどものピアノ小品集より (1981)、六つの練習前奏曲 (2001)、他
【演奏家のための体験講座】
*要予約
*一般参加不可、但し見学可(One Day Pass 要)
(1)「和太鼓を叩く」講師:志多ら(和太鼓)
10/31 [火] 17:00-18:30
11/01 [水] 11:00-12:30
(2)「柔軟な心と身体を創る」
講師:中村恩恵(ダンス)
11/02 [木] 11:00-12:30
主催・お問い合わせ:
芸術文化ワークス事務局
tel. 080.5075.5038
email. info@npo-artsworks.org
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